塾対象説明会のご報告(京華高校・京華商業高校・京華女子高校)
京華学園三校合同説明会に参加してきました
京華高等学校・京華商業高等学校・京華女子高等学校
こんにちは。
進学塾Musashi、塾長の長谷川です。
今回は、 京華高等学校・京華商業高等学校・京華女子高等学校の三校合同説明会 に参加してきました。
同じ京華学園に属する三校ですが、それぞれに異なる教育方針や特色があります。
説明会でお話しいただいた内容を中心にご紹介します。
京華高等学校1年の椎名くんと、京華商業高等学校3年の佐藤さんが担当しました。
1.京華女子高等学校ダンス部によるパフォーマンス
説明会の最初には、京華女子高等学校ダンス部によるパフォーマンスが行われました。
ダンス部は昨年まで同好会として活動していましたが、生徒たちの要望によって 「部」へ昇格したそうです。
当日は2曲のダンスを披露。曲の合間には、高校1年生の部員2名が高校生活について話してくれました。
そのうちの一人は高校から入学した生徒で、入学式では緊張していたものの、 内部から進学した生徒が話しかけてくれたことがうれしかったと話していました。 現在は楽しく高校生活を送っているそうです。
2.京華高等学校
中村圭吾校長より
中村校長からは、男子校の現状と京華高等学校の教育についてお話がありました。
都内の男子校は減少しており、現在は28校。そのうち高校受験を実施している学校は14校とのことです。
男子校には男子校ならではの良さがあり、その環境の中で力を発揮できる生徒もいる。 そのため、男子校という選択肢を残していくことも大切だと話されていました。
京華高等学校の建学の精神は、 「天下の英才を得て之を教育す」。
社会に貢献できる人材の育成を教育理念とし、 現在は高大連携なども含めながら、社会で活躍できる人材を育てていきたいとのことでした。
山田道行教頭より
山田教頭からは、大学進学実績や学習サポート、入試制度について説明がありました。
2026年 大学合格実績
| 大学群 | 人数 |
|---|---|
| 国公立大学 | 20人 |
| 早慶上理 | 13人 |
| GMARCH | 100人 |
| 成城・成蹊・明治学院・獨協・國學院・武蔵 | 114人 |
| 日東駒専 | 144人 |
放課後学習や長期休暇中の補講など、 「学校完結型」の学習サポートを進めているとのことです。
また、「S特進」「特進」クラスでは、最低でもMARCH以上という進学実績を目標としているとの説明がありました。
高大連携先としては、 東洋大学、國學院大學、大東文化大学、産業能率大学 などが紹介されました。
併願優遇制度について
| コース | 区分 | 内申基準 | 模試基準 |
|---|---|---|---|
| 進学コース | 単願 | 3科11 または 5科17 | SS55(3科または5科) |
| 併願 | 3科12 または 5科18 | SS57(3科または5科) | |
| S特進コース | 単願 | 5科22 | SS63(3科または5科) |
| 併願 | 5科24 | SS65(3科または5科) |
これらの制度を利用するには、必ず「個別相談」で認定を受ける必要があるとのことです。
加算ポイントは最大2点まで。
- 進学コース:英検・漢検・数検3級以上で1ポイント
- S特進コース:英検・漢検・数検準2級以上で1ポイント
- 「塾推薦」による1ポイント加算も可能(要相談)
また、当日の試験結果によっては、進学コースからS特進コースへ、 またはS特進コースから進学コースへというように、 試験結果に応じたコース判定が行われるとのことでした。
特に印象に残ったのは、 「たとえ単願であっても、中学3年生の3月までしっかり勉強を続けてほしい」 というお話です。
高校入学後の学習についていくためにも、合格が決まった後も学習を止めないことが大切だという説明でした。
3.京華商業高等学校
曽根和志校長より
曽根校長からは、これからの時代に必要となる力についてお話がありました。
かつては苦労して身につけていた知識も、現在は簡単に手に入る時代になっています。 だからこそ、必要なのは「考える力」であるとのことです。
情報 → 仮説 → 検証
この流れを通して思考力を身につけていくことを重視しています。
解決策や考え方は、必ずしも一つに決まるものではありません。 生徒一人ひとりが持つ感性や可能性を発見し、育てながら、 「社会を生き抜く人間力」を育成していくとのことでした。
教育の柱として掲げているのは、 「オンリーワン教育の充実」です。
小口浩史教頭より
高校1年生は全員が同じカリキュラムで学び、商業科目の基礎学力を身につけます。
高校1年生全員が、次の4つの検定試験を受験します。
検定の取得率は70~80%とのことでした。
高校2年生からは、次の3コースに分かれます。
- 大学進学コース
- 情報処理コース
- ビジネスコース
どのコースからでも大学進学は可能です。
情報処理コースは2クラス、大学進学コースとビジネスコースはそれぞれ1クラス。 様々な検定資格の取得を目指す生徒には情報処理コースが選ばれており、人気があるとのことでした。
高大連携・産学連携の例としては、 拓殖大学との連携や、 卒業生とのゲームアプリ開発などが紹介されました。
また、珠算電卓部は東京都で優勝し、 全国大会に4年連続で出場しているとのことです。
昨年度の大学進学状況
大学進学率は75.5%。
- 総合型選抜・公募制推薦選抜:66.2%
- 指定校推薦:32.4%
- 一般入試:1.4%
4.京華女子高等学校
山中秀樹校長より
京華女子高等学校では、 「生徒の自主性を育てる」「生徒のチャレンジを応援する」 ことを実践しているとのことでした。
冒頭でパフォーマンスを披露したダンス部も、その一例です。
生徒たちから「ダンス同好会をダンス部にしたい」という声が上がり、 全校集会で演説をして部員を集めました。 その思いに共感した生徒が集まり、正式に「部」になったそうです。
高大連携
高大連携先として、 日本女子大学、東洋大学が紹介されました。
日本女子大学からは14名の推薦枠があり、 今春はこの推薦枠を利用して4名が進学。 そのうち3名は、高校在学中に日本女子大学の単位を2単位取得していたとのことです。
また、東洋大学には46名の協定校推薦枠があります。
- 昼間の学部:38名
- 夜間の学部:8名
山口弘子教頭より
1学年は4~5クラスで、1クラス35~36名。
明るく、元気で素直な生徒が多い一方で、もちろん様々な個性を持つ生徒がいます。 行事やイベントになると、学校全体が団結して熱くなるとのことでした。
女子校の良さとして挙げられていたのは、 異性の目を気にせず、全力で自分らしく行動できることです。
一方で、部活動やイベントでは男子校・商業高校の生徒と一緒に活動する機会もあり、 「女子校の安心感」に加えて「共学の多様性や学び」も経験できると説明されていました。
京華女子高等学校の教育の柱は、 「共感力」「学力」「グローバル力」。
中でも特に重視しているのが「共感力」です。
他者の声に耳を傾け、相手の気持ちや考えをくみ取り、 寄り添う力を育てていきたいとのことでした。
入学試験について
「特進」と「進学」で入試問題は共通です。 入試の得点と本人の希望によってコースが分かれます。
| コース | 区分 | 内申基準 | 模試偏差値 |
|---|---|---|---|
| 進学 | 単願 | 3科10・5科17・9科30 | 52 |
| 特進 | 単願 | 3科12・5科20 | 60 |
| 進学 | 併願 | 3科11・5科18・9科31 | 54 |
三校それぞれに異なる特色
```今回の合同説明会では、同じ京華学園の中でも、 京華高等学校、京華商業高等学校、京華女子高等学校が、 それぞれ異なる教育方針や特色を持っていることがよく分かりました。
学校選びでは、進学実績や入試制度だけでなく、 どのような環境で高校3年間を過ごしたいのかという視点も大切です。
今回伺った内容も、今後の進路指導に生かしていきたいと思います。
進学塾Musashi
塾長 長谷川