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2026年塾対象説明会のご報告(跡見学園中)

2026/06/19

 

学校説明会レポート

2026年度
跡見学園中学校
塾対象説明会のご報告

伝統を大切にしながら、時代に合わせて進化する女子校

お世話になります。進学塾Musashiの麻生です。

先日、2026年度跡見学園中学校の塾対象説明会に参加してまいりましたので、その内容をご報告いたします。

校長・松井先生のお話

まず、校長の松井先生より、学校の教育方針や近年の取り組みについてお話がありました。

松井先生ご自身も跡見学園中学校・高等学校のご出身で、東京理科大学で応用数学を学ばれた後、システムエンジニア、専業主婦を経て、教員になられたというご経歴をお持ちです。ご自身の歩みも踏まえながら、生徒一人ひとりが将来を見据え、自分らしい生き方を考えていくことの大切さをお話しされていました。

跡見学園は、昨年創立150周年を迎えた伝統校です。長い歴史を持つ学校でありながら、近年は施設面・学習環境面でも新しい取り組みが進められています。たとえば、新たに完成したケヤキ棟には、完全防音のカウンセリングルームが設置されており、生徒が安心して相談できる環境が整えられています。また、校内にはスイーツの自動販売機も設置され、生徒の学校生活をより豊かにする工夫も見られました。

制服についてもリニューアルが行われ、ポロシャツが導入されています。伝統を大切にしながらも、時代に合わせて生徒が過ごしやすい環境を整えている点が印象的でした。

「本物の探究」を重視した学び

教育内容については、机上の学習だけでなく、「本物の探究」に力を入れているというお話がありました。実験や実習の機会が豊富に用意されているほか、広島や沖縄での平和教育など、実際に現地を訪れ、本物に触れながら学ぶ機会を大切にしているとのことです。今年度は、ウィーン少年合唱団の公演を聴きに行く機会も予定されているそうです。

また、跡見スクールバッグのデザイナーを招いた講演会も実施されました。これは、単にバッグのデザインについて学ぶだけでなく、女性としての生き方や仕事との向き合い方を考える機会として行われたものです。なお、バッグのデザインには生徒アンケートの意見も反映されているとのことで、生徒の声を学校生活に取り入れていく姿勢も感じられました。

体育祭は代々木体育館で実施されます。学校行事も含め、生徒がさまざまな経験を積みながら成長できる環境が整えられています。

卒業後を生きていくための
「選択の軸」を育む6年間

松井先生のお話の中で特に印象に残ったのは、「卒業後を生きていくための『選択の軸』を育む6年間にしたい」という言葉です。大学合格だけを目標にするのではなく、その先の人生において、自分で考え、自分で選び取る力を育てることを大切にしている学校であると感じました。

学校生活・進路指導について

続いて、入試担当の先生より、学校生活や進路指導、入試について詳しい説明がありました。

本物に触れる宿泊行事

跡見学園では、本物に触れるための宿泊行事が数多く用意されています。単なる旅行ではなく、学習テーマに沿って現地で体験を深める内容となっている点が特長です。

サイエンス 北軽井沢・奥日光
SDGs 広島・九州・沖縄
セルフプロデュース 奈良・大阪・兵庫・京都
平和教育・探究活動 現地で本物に触れながら学ぶ機会を重視

進路面のサポート

進路面では、海外大学進学協定校推薦制度を利用した合格者も出ているとのことでした。また、跡見学園女子大学への推薦権を保持したまま、他大学を併願することも可能です。指定校推薦枠は500以上あり、そのうちGMARCH以上の大学も40以上あるとのことです。

さらに、夏・冬・春には講習も実施されており、学習面でのサポート体制も整えられています。高大連携についても、学習院大学、東京農業大学、芝浦工業大学、昭和女子大学、中央大学、東京理科大学、明治大学など、さまざまな大学との連携が紹介されていました。

入試状況について

入試状況については、2月1日午前入試と2月2日午後入試の受験者数が増加し、その他の日程はやや減少したとのことです。合格最低点はおおむね61〜67%で、過去問学習では7割を目標にしてほしいとのお話がありました。

併願校の例

共立女子、十文字、三輪田学園、山脇学園、埼玉栄、開智所沢、日本大学第二、都立白鷗などが挙げられていました。

入試方式の特徴

入試方式 説明会での主な内容
国語1科目入試 倍率は4倍程度。記述問題が重視されます。
算数1科目入試 国語1科目入試と合わせて見ると、平均倍率は2.4倍程度とのことです。
国語・算数1科目入試 両方を受験した場合でも、特別な優遇はありません。
英語コミュニケーションスキル入試 英語力だけでなく、日本語でのコミュニケーション力も見られます。漢字も出題されます。
特待入試 特待生の基準に満たなかった場合でも、一般合格として合格となる、いわゆるスライド合格が行われる場合があります。
2科4科入試 合格者の8割を2科目合計で判定し、残り2割を4科目合計で判定するとのことです。
複数回受験 繰り上げ合格者を決定する際に考慮されます。

また、都立・区立中高一貫校との併願については、入学手続きを一貫校の合格発表翌日まで延長する制度があります。その際には、受験票の写しの提出が必要です。

各教科の出題について

国語

午前入試では、文学的文章と説明的文章に加え、言葉の知識や漢字などが出題されます。午後入試では文学的文章は出題されず、説明的文章が中心となります。1科目入試では、記述問題が重視されるとのことです。

算数

一般入試・特待入試では、大問1で計算6題、大問2で一行問題8題、大問3・4で小問集合が出題されます。一方、算数1科目入試では大問形式ではなく、小問30題で構成されます。

理科

理科では、おもりを使った力学、植物、天体がほぼ必ず出題されるとのことです。

社会

社会では、国連、雨温図、三権分立がほぼ必ず出題されます。

入試問題の難易度については、午前入試は比較的易しめ、午後入試は難しめに設定されているとのことでした。ただし、2月4日午前の思考力入試はこの限りではありません。

説明会を終えて

全体として、跡見学園は150年の伝統を持ちながらも、時代に合わせて学校環境や教育内容を柔軟に進化させている学校だと感じました。

学習面だけでなく、行事や探究活動、進路選択を通じて、生徒が自分自身の将来を考え、「選択の軸」を育てていくことを大切にしている点が印象的でした。

進学塾Musashi
麻生

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