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Musashi文庫第2弾/『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人(著) 双葉社

2020/03/22

Musashi文庫とは……?

 今年で2年目。

 相田・櫻田・長谷川の3名で「本屋大賞候補作」の中から、
 それぞれ2冊ずつピックアップ。

 そして、読んだ人が感想文を公開します。

 そして、三人ともに読み終わったら、Musashi生にも貸し出しします。

 入試に出るかどうかはわかりません。


 読書の楽しさを知って欲しい、そのようなところから企画が始まりました。

『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人(著) 双葉社

担当:長谷川

 

この本は、みんながよく知っている昔話をモチーフにしています。「一寸法師」「花咲かじいさん」「鶴の恩返し」「浦島太郎」「桃太郎」です。この5つの作品をアレンジしてミステリー作品(推理小説)に仕上げられています。もともとのストーリーを残しながらも…まったく別の作品になっています。「え?!こんな展開が…。」と驚くこと請け合いです。

どの話もダークな展開で、とても「めでたし。めでたし。」という訳にはいきませんが、それぞれの作品から、何か教訓めいたものを読み取るのも面白いのではないでしょうか。

例えば、「鶴の恩返し」をパロディにした、「つるの倒叙がえし」。いくつかの教訓が学べますが…その1つは「女性を自分の私利私欲のために利用する男は手痛い報いを受ける。」というものです。女性は怖いと改めて感じました。櫻田先生、気をつけましょう。

また、5つの短編は、それぞれ独立していますが、全体を通した「繋がり」もあります。ぜひ、楽しんでください。